親がデイサービスを嫌がって困っていませんか?
何度話しても『まだ大丈夫』と拒否され、どう進めればいいかわからない方は多いです。
実は、うまくいかない原因の多くは“性格に合っていない進め方”です。
本記事では、親の性格別に無理なく通ってもらう方法と、すぐ使える声かけ例を解説します。

この記事のポイント
- 親がデイサービスを嫌がる主な理由
- 親をデイサービスに行かせるための大前提
- 性格別|デイサービスに行かせる方法
- ① 頑固タイプの親への対応
- ② 人付き合いが苦手な親への対応
- ③ 不安・心配性タイプ
- ④ プライドが高いタイプ
- ⑤ 無関心・消極的タイプ
- 全タイプ共通|成功する進め方
- やってはいけないNG対応
- デイサービスを利用するメリット
- デイサービス選びのポイント
- まとめ
デイサービスを嫌がる親の主な理由
まずは、なぜ拒否されるのかを理解することが重要です。
1. 「まだ大丈夫」というプライド
高齢者にとって「介護を受ける=弱さ」と感じることがあります。
そのため「自分はまだ必要ない」と考え、拒否につながります。
2. 知らない環境への不安
新しい場所・人間関係・ルールなどに対する不安は非常に大きなストレスです。
3. 人付き合いへの抵抗
もともと社交的でない方にとって、集団生活は大きな負担になります。
4. 過去のイメージ
「介護施設=暗い・自由がない」という古いイメージを持っている場合もあります。
5. 家族への遠慮
「迷惑をかけたくない」「世話になりたくない」という思いが、逆に拒否として現れることもあります。
親をデイサービスに行かせるための大前提
最も重要なのは以下の3点です。
- 説得しない(押し付けない)
- プライドを守る
- 小さく始める
「納得」と「安心」を積み重ねることが成功の鍵です。
性格別|デイサービスに行かせる方法
① 頑固タイプの親への対応
【特徴】
- 自分の考えを曲げない
- 指示・命令を嫌う
- 「まだ大丈夫」と言い張る
【NG対応】
- 「行かないと困る」と責める
- 論理で説得する
- 無理やり連れていく
一度こじれると長期戦になります。
【有効な方法】
選択肢を与える(「行く or 行かない」ではなく、「週1回と週2回どっちがいい?」)
相談形式にする(「どう思う?」と意見を聞く)
期間限定で提案(1回だけ試してみよう)
【声かけ例】
「1回だけ行ってみて、合わなかったらやめればいいよ」
② 人付き合いが苦手な親への対応
【特徴】
- 集団行動が苦手
- 初対面にストレスを感じる
【有効な方法】
単目的で誘う(お風呂だけ入りに行くなど)
短時間から始める(半日利用)
少人数の施設を選ぶ
【声かけ例】
「お風呂だけでも利用できるみたいだよ」
③ 不安・心配性タイプ
【特徴】
- 新しいことに強い不安
- 失敗を避けようとする
【有効な方法】
事前説明を丁寧に(施設の様子・流れを説明)
見学を重視(実際に見ることで安心感が増す)
家族が付き添う
【声かけ例】
「一緒に見に行くだけでもいいよ」
④ プライドが高いタイプ
【特徴】
- 自立心が強い
- 弱さを見せたくない
【有効な方法】
「予防」として提案(元気を維持するためなど)
役割を残す(家庭内での役割を継続)
第三者を活用(医師・ケアマネ-ジャーの言葉を利用する)
【声かけ例】
「元気な人ほどリハビリに行ってるみたいだよ」
⑤ 無関心・消極的タイプ
【特徴】
- 何事にも興味が薄い
- 行動のきっかけがない
【有効な方法】
メリットをシンプルに(食事がおいしい・入浴が楽など)
習慣化する(曜日を固定にするなど)
流れで参加させる
【声かけ例】
「ご飯が美味しいらしいよ」
全タイプ共通|成功する進め方
① まずは見学
いきなり通うのではなく、1日体験から始めることで心理的ハードルが下がります。
小さくスタート
- 週1回
- 半日
小さく始めて、成功体験を積むことが重要です。
本人のメリットを明確に
- 体が楽になる
- お風呂が快適
- 食事が充実
やってはいけないNG対応
- 無理やり連れていく
- 嘘をつく
- 否定する
- 子ども扱いする
デイサービスを利用するメリット
親にとってのメリット
- 生活リズムが整う
- 身体機能の維持・向上
- 孤立の防止
家族にとってのメリット
- 介護負担の軽減
- 心理的余裕
- 仕事との両立
デイサービス選びのポイント
介護は長期戦です。家族だけで抱え込むと、心身ともに負担が大きくなります。
- 本人の性格に合っているか
- スタッフの対応
- 雰囲気
- 利用者層
必ず見学してから決めましょう。
関連リンク:デイサービスが初めてでも安心!利用の流れ・費用・選び方まで徹底解説
まとめ
「説得」ではなく「納得」が鍵
親をデイサービスに行かせるために重要なのは、
- 性格に合わせる
- プライドを守る
- 小さく始める
この3つです。
無理に進めるのではなく、本人が納得できる形を作ることで、自然と受け入れてもらえる可能性が高まります。




